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北京オリンピック

8日から始まったオリンピックも、漸く尾張を告げた。

これで日本、韓国と東アジア主要国では全てオリンピックを開催し終わり、世界にアジアの世紀を強く印象付けた大会でもあったように思う。

実際、この三カ国の金メダル数は合計70を超え、アメリカの36やEUの70未満をうわまる。特に中国の51は開催国ということを割り引いても圧巻で、日本ではそれをうらやんだり、ねたんだりする向きが多かったようだ。

開会式での口パクや少数民族偽装、CG処理など、問題といえば問題だが他国ではほとんど問題にならなかった些細なことを揚げ足に取っての報道は、かえって見苦しかった。

(開会式は書道や論語など、スポーツと関係ないテーマを延々と演じていて別の意味で見苦しかったが)

また中国嫌いで通る石原都知事(しかし、この人は昔は反米だったのに、いつのまに反中になったんだろう)提唱の「東京五輪」も、掛け声だけが空回りするだけで一向に盛り上がらない。

(TV映えのしない貧相な萩本金一をCMに起用した時点で、東京五輪誘致は失敗したのではないか)

しかし盛り上がらないのは中国人も同じで、実は、中国でも北京オリンピックはそれほど盛り上がらなかったという。

知り合いの中国人数人に聞いてみると、オリンピックに夢中になっているのは「北京人」だけであり、近くの天津でさえ(天津は北京の外港都市。日本で言えば東京に対する横浜のような町)、しらけムードがあるという。

実は、オリンピックで盛り上がる国というのはそれほど多いわけではないようで、台湾やシンガポールのようなオリンピック弱小国ではオリンピック自体、報道されることが少ないし、アメリカのような常勝国ではむしろ野球やバスケの方が人気がある。

オリンピック上位国というのは、五輪をナショナリズム高揚のために利用してきた経緯があり、日本がかつて上位にあり、それから低迷し、また上昇してきたのも、実は日本のナショナリズムの動向と一致していておもしろい。



さて、今回印象に残ったのは、なんと言っても女子ソフトだろう。予選でも準決勝でもボロ負けしたアメリカに対し、結晶では辛勝ながら勝利を収めた。

同じように予選で競り負けた韓国に対し、トーナメントでもまた敗退した男子野球に比べると、その強さが一層ひきたつ。

もちろん野球では一流選手がメジャーで出場できない、というハンデはあるが、それはアメリカ、韓国も同じだから理由にはならない。むしろ五輪は野球選手にとっては余技であるのに対し、その結果が雇用に直結するソフト選手の方が、よりハングリー。その差が出たのだろう。

そのハングリー差は、サッカーにも現れた。

なでしこジャパン(このネーミングもどうかと思うが・・・なでしこはもっと可憐な花だし)が堂々4位を獲得したのに対し、男子は予選敗退。

手厚いスポンサー支援にウツツを抜かした男子に対し、スーパーのレジうちまでして五輪に望んだ女子の根性が結果に出た試合でもあった。

根性といえば、ニートまでして五輪に出場したフェンシングの選手も、いた。しかし彼は運よく勝利したからいいものの、負けていたら今頃は夢ばかり追って、このニートの役立たずと罵倒されていたに違いない。五輪とは残酷なものだ。

テーマ : 北京五輪
ジャンル : スポーツ

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