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故郷

故郷

銀に花のさく
春の混じられたこの水辺

わたしは水の音をきく
声はかすれながら はなれながら 遠ざかりながら 踊りながら
あまやかな東のように
わたしを導いた。

沈み行く私の声、声、声・・・
さながら、ふるさとのようにわたしは導かれ
水のかなたにたどり着いた。

わたしはふるさとを持たない
波を引き寄せてはどこにもいかないラグーンのように
しるしはそこにとどまる。

すべては森のように色づき、カワセミのように輝く
岸辺に埋め込まれた錨の 鈍い海に立ち入って
人はみずからの庭にかえる。

渡るひとの絶えた橋がただ
鳥の帰りを待っている
ささやくように、あの銀の鳥を。

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