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東京落選

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最下位とはならなかったものの、三位落選。当然といえば当然の五輪落選劇であった。

北京オリンピックの熱気醒めやらぬ中での、再度のアジア開催。
大統領、国王をそろえた諸都市にくらべ、最後まで動かなかった日本皇室。
熱気に満ちた演説をものしたマドリード、リオにたいし、どこか他人事のような話しぶりのハトヤマ首相。
南米初(リオ)、市民の強い後押し(マドリード)という決定的要素のない、東京。
4都市の中では最も財政に恵まれていながら、「実弾」を乱射することができなかった東京。

敗因は色々かんがえられるが、最大の敗因はやはり「低い支持率」、だろう。東京都民も、日本国民も、どこか冷ややかな眼で、この五輪騒ぎを見ていたように思える。(IOC調査では、最下位の市民支持率)


広い賛同が得られない以上、挙国一致体制が実現せず、皇室は動かず、札束をばらまくこともできず、ハトヤマ首相に至っては、直前までIOCのプレゼンテーションに出席しない予定ですらあった。

ではなぜ国民が盛り上がらなかったのかといえば、誘致の経緯がトップダウンに過ぎ、明確な理由がなかったからだろう。

「南米初」という明確な目的をもつリオ。
「市民の熱烈な支持」という、強いアピールを打ち出すマドリード。

それに対し、石原都知事の五輪参加は唐突で、目的がはっきりしないものであった。邪推すれば、それは知事の嫌悪する中国が、北京五輪を成功させたことへの対抗意識からでしかないように思われたため、いっそう支持しにくかったのである。

業を煮やした都側は、小学校の運動会や都営設備、CMで五輪機運を喚起しようと躍起になったが、ムキになればなるほど、関係者と一般市民との温度差が顕わになるという哀れな結果に終わった。

かつては都民の要求と、東京を取り巻く情勢を的確に把握し、都政を仕切ってきた石原知事も、新銀行からは老害が目立つようになった。オリンピック招致もその一つで、そろそろ引退を考えたほうがいいだろう。


もっとも諸悪の根源は、愛知万博の成功かもしれない。

愛知万博の成功(1500万人の入場者予測にたいし、1800万人)を受けて、数々の自治体がイベント開催・招致に血道をあげた。

横浜市でも開港150年にあたり博覧会を開催したものの、予想を大きく下回る入場者数に終わり、中田元市長の責任が問われる事態に発展している。

それを察してか、いち早く中田氏は市長を辞任して責任追及を逃れたが、石原氏の去就もどうなるのか。都議会の主導権を占めるのは、石原都政に批判的だった民主党ということもあって、波乱含みだ。

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No title

石原知事がオリンピックにこだわる意味が理解できず、この東京招致は失敗に終わるだろうな、リオが一番いいかもと思ってました。ほらやっぱりってかんじで、税金の無駄遣いに終わりましたね。 東京にオリンピックへの固執って、小泉元首相が郵政民営化さえすれば日本は変わるみたいな執拗な取り組みに似てる感じがして、気味がわるかったです。
北京が成功への対抗意識とは少し違うかな?っておもいますけど…だってその前から知事は熱心に招致活動してましたからね。

Re: No title

> 石原知事がオリンピックにこだわる意味が理解できず、この東京招致は失敗に終わるだろうな、リオが一番いいかもと思ってました。ほらやっぱりってかんじで、税金の無駄遣いに終わりましたね。 東京にオリンピックへの固執って、小泉元首相が郵政民営化さえすれば日本は変わるみたいな執拗な取り組みに似てる感じがして、気味がわるかったです。
> 北京が成功への対抗意識とは少し違うかな?っておもいますけど…だってその前から知事は熱心に招致活動してましたからね。

あー言われれば、確かに郵政民営化に似てますね。何ですか、反対されればされるほど燃え上がるというか。不利なほど激しく燃え盛る・・・って恋愛ですかw。

開催理由については「東京の閉塞感を打破したい」などという発言がありましたが、それなら五輪じゃなくても博覧会なり、アニメの殿堂wなりでもいいわけで、そこまで五輪に拘るのは何かあるんじゃないか、と勘ぐりたくなります。

んで、確か知事が招致を決めたのは05年で、北京に開催が決まったのが01年なので、中国への対抗というのが真相、と考えると辻褄があうんですねー。

まあその中国に遠慮して靖国をも我慢して決戦に臨んだにも関わらず落選、とゆーのは、まあ、表面だけ取り繕っても友人は増えない、とゆーことでしょうかw。
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