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のりピー逮捕

渋谷駅の前に人だかりがすると思ったら、報道陣が集まっている。歩道橋の上には人が鈴なり。花火かと思ったらそうでなく、「酒井法子の逮捕劇」であった。

百軒店で夫が逮捕されてから、一週間ちかく逃げ回っていた酒井法子だが、遂に逮捕状が出され観念した模様。自ら警察署に出頭した。

これが中国や韓国だと、「海外へ逃げる」、「潜伏する」という洗濯肢もあるのだが、日本人はその点、潔いというか、諦めが早いというか。でもまあ、クスリをのんだ挙句、異性をホテルで死なせてしまったわけでもないので、復帰は早いかもしれない。

ただ今回の騒動で、弟と父がともに暴力団員だったことが判明。しかも弟も薬物使用で逮捕、父も薬物を売買していたことまで明るみに出て、クリーンなイメージで売っていた彼女には致命的な打撃となりそうだ。裸で公園で騒いでいたのとは、わけが違うのである。



もっとも、のりぴー本人は夫を通して薬物を入手していたという。夫は音楽関係者から薬物を譲ってもらったと供述しており、薬物の音楽ルートがクローズアップされている。

欧米のバンドの間では、規制のゆるいオランダやアメリカを中心に薬物使用が一種の文化となっており、それを直輸入した日本のバンドも、ついでに薬物文化をも輸入したと見られている。そしてライブなどを通して若者一般にも広くいき渡るようになったわけである。

薬物、というと末端価格ン万円という高価なイメージがあるが、近年は自家製大麻や豪勢麻薬が流布。1g数千円で売られているという。この低価格化が若者に受け、大流行につながったと考えられている。

大麻は種さえ手に入れば鉢植えで栽培でき、しかも種はインターネットで入手できるという。押尾学が使用したことで有名になったMDMAは合成麻薬の一種で、元来は精神治療に使われていたのが、流出したもの。風邪薬のように簡単に合成できるので、値段がやすい上、錠剤型なので利用しやすいという「メリット」がある。(覚醒剤の多くは注射しなければならない)


このようなインターネットの普及や、薬物の技術革新が、若年層での薬物流行の背景になっているのだが、もう一つの理由は「閉塞感」だろう。

日本の失業率は 5.2% (2009年5月) だが、15~24歳の若年層では「9.0%」に跳ね上がる。アメリカの失業率 9.4%に迫る勢いである。アメリカで薬物濫用が広がったのは、若者の間に貧困がはびこり、「アメリカンドリーム」が消失してしまったのが一因とされているが、日本も似た状況にあると言える。

大学を出ても就職できず、就職できたとしても過酷な正社員労働や、不安定な派遣労働では、未来に展望をもて、という方がおかしいだろう。

しかも日本の場合、一旦レールから脱落すると再上昇はむずかしいという閉塞性がある。アメリカではたとえホームレスになったとしても、再起のチャンスは多く、その「希望」が薬物濫用に歯止めをかけている側面がある。

しかしそのような希望の乏しい日本では、引きこもるか、クスリでもやるか、自殺するか、その勇気がないものは、大量殺人を犯して死刑を求めるかしか、路がないという大きな問題がある。



これに業を煮やした警察は、職質を強化する方向で取り締まりを図っている。六本木や道玄坂では、もはや楽器を背負っているだけで、警官の尋問攻めに遭うこのごろである。

ただ原因となる「若年失業率の高さ」、「閉塞性」にメスを入れない限り、根治はむずかしいとおもわれる。

雇用対策としては、失業保険や職業訓練の拡充、派遣労働者の法的保護、そして内需拡大を軸とした経済成長が必要だろう。民主党のマニフェストは前者の対策が充実しており、自民党は後者に力点を置いている。

閉塞性に関しては、根本原因は社会の固定化・保守化にある。そして一度、利権を握ったものは、決してそれを手放そうとしないので、勢い新参入者である若者-とくに貧困層の若者-に皺寄せがきてしまうのである。

これを打破するには、国家権力によって、無理やりに隙間をこじ空ける必要があるだろう。日本人は完璧主義者で、その社会システムも完璧にちかいのだが、反面、新参者が入る隙間がない欠点がある。

そこで政府が積極的に枠を設けて、貧しい若者をシステムに取り入れるわけである。これは一種の逆差別だが、このような是正措置をとらないと格差が助長される以上、やむをえない措置だろう。

また新しい血を入れることによって、硬直化したシステムが蘇るというメリットも期待できるのだ。

テーマ : 芸能ニュース
ジャンル : ニュース

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