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誕生

あの頃は
記憶、
水のなかのたわむれ、
夏の樹木のささやき
わすれない
鐘のおと、
解けていく影
蝋燭のあやしさ、
乳房の砂
白い壁のうえ
付けられた傷痕
わかかった森の
ふりかえれば
銀貨
雨がふる木曜。

目をひらくたび 
とおのく
なでるたび
砂になる
遠くてみえない
初夏の雲
逃げていく自転車
鉄のあかい夕陽
わすれない
足音、
落として見せた
ため息、
傷をなでる子ども
せりあがる舞台
点滅する灯り
ながれだす電気
青さにたえかねて
虫になろうと
声をふるわせて
さなぎ。

テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

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