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F22 VS F35

800px-Raptor_F-22_27th.jpg

世界最強とされる戦闘機・F-22Raptor。世界初のステルス戦闘機で、05年から配備が始まったばかりのアメリカの最新鋭機である。

ステルス性に加え、アフターバーナーなしでも超音速巡航できるなど、世界最強の呼び声も高い。(現主力戦闘機・F-15も超音速は出るが、アフターバーナーが必要。バーナーを使用すると数十秒で燃料が消費し尽くされるため、瞬発的に超音速は出せても、巡航はできない)

さらに高性能エンジンを備えていることから、STOL性(短距離離着陸能力)や格闘戦にも優れており、これに目を付けたのが日本政府だ。




日本は近年、中国や北朝鮮の軍事力増大に頭を悩ましており、その解決策としてF-22の購入を打診している。

日本空軍が持つ戦闘機は主にF15イーグルとF2支援戦闘機、F4ファントム。イーグル、F2は冷戦、ファントムはベトナム戦争時代の戦闘機とあって、さすがに時代遅れの感は否めない。

もちろんF15でも、レーダー網を掻い潜って北朝鮮ミサイル吉を叩いたり、中国のスホーイ27戦闘機とドッグファイトを繰り広げたりすることはできる。初飛行から30年以上経た今でも、F15の戦闘力は世界屈指である。

しかし島国のせいか、外部からの脅威に神経質な日本は、絶対的な優位をもつF22を切望し、アメリカに懇願したわけである。


だがアメリカ政府は機密保持を理由に、F22の輸出を拒否。その理由として、日本の防衛庁員が、イージス艦などの軍事機密を漏洩した件が挙げられた。そのような機密保持の甘い国に、アメリカの宝であるステルス戦闘機は渡せない、というわけである。

これに腹を立てた日本側は、独自開発に傾斜。竹槍の心は神に通ず、とばかり、「神心プロジェクト」と命名して戦闘機開発を進めたが、ステルス技術はもとより、ジェットエンジン技術すら日本には蓄積が少なく、初飛行に日程すら決まらないことが明白になるにつれ、腰砕けとなり、再び水面下でアメリカに接触することとなった。

一方、アメリカでも深刻な経済苦境に耐えかねて、軍用機メーカーが日本への輸出解禁を要求。一部タカ派議員や、対日同盟重視の議員もそれに同調している。

さらに北朝鮮の相次ぐ核実験、長距離ミサイル配備に、本土攻撃の危機感を覚え始めたオバマ政権は、軍事バランスを再び有利にするため、日本へF22の配備・輸出を考え始めているとされる。

ハト派とされるオバマ政権だが、実は就任早々、アフガン増派を決定するなど、むしろ安全保障ではタカ派的な側面があり、北朝鮮の原子力施設を目的とするミッションが計画されているともいう。その時に日本空軍がF22を装備していれば重宝する、というわけだ。


しかし仮に輸入できたとしても、一機200億円もするF22を満足な数だけ購入できるかどうかは疑問が残る。何しろあまりに高価過ぎて、本家アメリカでさえ、途中で配備を打ち切ったぐらいである。

日本空軍の装備費は5~600億円。フルに使っても、一年に2、3機しか買えない計算である。そこでアメリカ側はより安価なF35を打診してきたが、日本側はまだ決めかねている段階だ。

さらに衆院選で政権交代が信じ罪を帯びてくると、アメリカから距離をおく傾向のつよい民主党政権下では、F22購入計画そのものがご破算となる可能性もあり、F22問題は混迷をきわめている。


混迷をきわめている理由の一つは、「脅威論」が一人歩きしている点にある。中国脅威論、北朝鮮脅威論ばかりが声高に叫ばれ、先制攻撃から核保有にまで、反応が過激に振れている。

中国も北朝鮮も空母を持たず、本格的に日本に上陸して作戦を展開する能力を持たない。また日本はアメリカと緊密な同盟を結んでおり、その結束の強さは大西洋におけるイギリスに比されるくらいであり、その日本が攻撃されることを、アメリカが黙って見逃すはずがない。

つまり脅威論は、日本人の中に巣食う恐怖心、外国人恐怖症を燃料として、自己肥大化していっているのである。恐怖がさらなる恐怖を生んでいるという状況なのである。


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NoTitle

中国は、中型空母(ロシア製)を一隻所有していますよ。
その実績を踏まえて、中型空母(5万トン)を2隻建造中というニュースが昨年流れました。
今年はじめに中国が、7万トンクラスの大型空母(米空母より大きい)を2010年に就航すると発表しています。

Re: NoTitle

> 中国は、中型空母(ロシア製)を一隻所有していますよ。
> その実績を踏まえて、中型空母(5万トン)を2隻建造中というニュースが昨年流れました。
> 今年はじめに中国が、7万トンクラスの大型空母(米空母より大きい)を2010年に就航すると発表しています。
「空母もどき」ワリャーグのことでしょうか?ワリャーグは巷で騒がれているほど大した空母ではなく、ロシアでは「巡洋艦」に分類されているほど非力な艦です。おまけに中国に売却された時点で、兵装も艦載機も取り払われており、そんな艦を運用して「実績」を踏まえたところで、到底第七艦隊に敵わないと思うのですが。。。

またワリャーグが中国で訓練艦として就役したのは08年前後のこと。それから2年のうちに巨大空母を建造し、就航させるというのは、まあ、よくてプロパガンダでしょう。中共の話は話半分に聞いておいた方がいいのでは。

もちろん中国軍に全く脅威はない、というつもりはありません。ただ冷静に分析してみれば、結構張子の虎にしか過ぎないことが、よく分かると思います。むしろ脅威説を誇張し、恐怖と憎悪を焚きつけ、自勢力拡大を目論む日本国内の「反日勢力」こそ、危ぶむべきものでしょう。
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