スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マスクの効果?

N95マスク(折りたたみ式) 1870N95マスク(折りたたみ式) 1870
()
不明

商品詳細を見る


アメリカに住んでいたころ、マスクをつけて外出したことがある。

するとなぜか人から避けられるので、つかまえて聞いてみたところ、「マスクをつけているので、悪性の伝染病にでもかかっているのかと思った」そうだ。

そう、実は海外ではマスクには風邪除けの効果はなく、感染者がそれ以上ウィルスを撒き散らすのを防ぐ効果しかない、と考えられている。

実際、インフルエンザ・ウィルスは、マスクのフィルムなど簡単に突破してしまうし、そもそも普通の人間が街を歩いていて飛沫感染する割合は少ないとされる。感染の大部分は、唾や鼻水を通しての接触感染であり、それを防ぐには手洗いを徹底したほうが効果がある。

日本のマスク狂想曲が「集団ヒステリー」と揶揄される所以である。



もっとも、上記の研究は主にアメリカでおこなわれたものであり、個人主義が確立し、かつ国土が広大なアメリカでは、対人距離が長い。ひとびとは大体1mの間隔を保って生活するが、その距離はウィルスが飛沫感染しない距離なのである。

一方、国土がせまい日本では対人距離は短い。満員電車など、実質ゼロ距離であり、隣の人のクシャミ砲をもろに浴びることもある。そのような環境では、マスクも意義を持ってくるわけだ。

とはいえ、日本人のマスクへの入れ込み具合は、そのような合理的なものではなく、もはや「マスク信仰」とまで言えるほどのレベル。

渋谷駅前にはマツモトキヨシ、千里堂をはじめ、4、5軒の薬局があるが、マスクはすべて売り切れ。雑貨屋のドンキホーテには置いてあったが、通常の使い捨てタイプでなく、どこで見つけたか中国製のガーゼマスクと、アメリカ製の工事用防塵マスク(いちまい400円!)のみ。


一般に未開部族の間では、マスク-仮面-は呪力をもつと考えられている。悪魔の邪悪な視線からわが身を防ぐ、といった類の効力だ。

そしてどうやら日本人のマスク信仰も、それに根ざしているように思えてならない。

兎にも角にもマスクさえしていれば安心、という心情は、マスク=呪的仮面と考えれば、うまく説明がつく。マスクはそれを持っていれば災厄から免れうる「お札」、あるいは「マジックアイテム」であり、科学的ツールではない。

いや、なまじ「ウィルスをシャットアウトできる」という、一見科学的な説明がついているぶん、よりマスクの呪力性は高まっているとさえ言えるだろう。

このマジックアイテム症候群は薬にも顕れており、日本人の薬好きは世界的に有名である。タミフルの消費量もダントツの世界一であり、「マッジックアイテム(=薬)さえ飲んでおけば安心」という心情が見え隠れする。


それに対し、欧米人はマスクに対しては、むしろ「変身アイテム」という位置づけを与えているようだ。

それはヴェニスの仮面カーニバルや、仮面舞踏会などに顕れているが、よりストレートには「泥棒」のスタイルに見ることができる。

欧米、とくにアメリカでの泥棒の伝統的スタイルは、鼻と口をハンカチで包む、というもの。

rob.gif

これは砂塵舞う

コメントの投稿

非公開コメント

ブログ内検索
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。