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どどんが・てぽどん2

どどんが、てぽどん。てぽどんどん。

まぞちょっと気になったのだが、今回は、あくまで「人工衛星の打ち上げ」。それを日本では、こぞって「ミサイル」「弾道弾」と報道している。まあミサイル技術をも兼ねているのは事実だろうが、付和雷同的に北朝鮮=大嘘つき、と決め付けるのもどうかな。
さて、以前にも似たような生地を書いたことがある気がするが、ミサイルだとして、軍事的に最も有効な対抗手段は、発射前に攻撃を加えて拠点をたたくこと。現にイスラエルはイラクの原子炉を爆撃した前科がある。

ただし、そのような行為は「予防殺人」とも呼ばれるもので、法的・倫理的に批判がつよい。「お前は怪しいから、前もってぶっ殺す」、というルールが罷り通る社会では、とても物騒で外を歩けやしない。さらに日本には憲法の制約もあり、越境攻撃は許されていない。

一部の日本人は、懸命に憲法を改定しようとしているが、この歯止めがなくなると、侵略戦争の再現という恐れが出てくる。

また仮に攻撃できたとしても、日本には空母も爆撃機も巡航ミサイルもなく、日本海を越えて北朝鮮を爆撃することはむずかしい。ましてやミサイルというものは、移動したり、地中深く身を隠して爆撃を避けることもできる代物であって、事態をさらに困難なものにしている。


そこでミサイルが北朝鮮領海を飛び出してから、空中爆破、という段取りになるのだが、これはどこぞの政治家が「とてもムリ」と言っているように、現実的にはかなりハードルの高い技術である。

何しろ秒速数キロで飛ぶ弾丸を、別なピストルで撃ち落とそうというようなもので、代表的なミサイル防衛システムであるパトリオットでも、成功率はさほど高いものではないと言われている。(イラク戦争の際の迎撃率は、当初80%と発表されたが、後に60%に修正。しかしさらに追求されると、「機密なので明確な情報は提供できない」w)

あれこれ総合して考えると、ミサイル防衛は地震予知と同じく、「無いよりまし」な程度と推測され、ミサイル防衛としては、むしろ着弾しても大きな損害がないように、建物の強度を増しておく方が効果的だろう。特に原子炉への耐爆撃補強は焦眉である。

(まあミサイル防衛も、国民に与える安心感や、日米同盟の強化から無意味とまでは言わないがw)


先制攻撃は不可能、ミサイル防衛にも限界がある以上、外交に精力を集中させるのが筋道というものだが、世界に名だたる外交巧手の北朝鮮と、これまた名だたる外交音痴の日本とでは、勝負は眼に見えている。

日本は安保理で非難決議を採択させ、制裁強化に持っていきたい考えだが、そのための多数派工作は成功しているとは言えない。

一つには中ロは決議案に反対で、韓国ともそれほど仲が良いわけでもない。日本外交の最大の失策の一つは、アジアにおいて信頼にたる友好国を作る努力を怠ってきたことにあるが、そのツケが回ってきている。

日本の頼みの綱はアメリカだが、そのアメリカも日本一辺倒ではない。というのは、そもそも日本の主張する非難決議は大義名分に乏しいからだ。

今回は「人工衛星の打ち上げ」であって、核実験ではない。ロケット打ち上げだけで非難決議に持って行くのはムリがあり、強行すれば逆に(北朝鮮の何十倍もの打ち上げを行っている)アメリカの方が非難されることになる。

そのためアメリカは落としどころを探っており、中国と協議を重ねている。関係5カ国での日本の反応は過剰であり、滑稽でもあり、相手にもされていない、というのが実情だろう。

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