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Mansions & Dragons 04:反芻

前回はこちら


自室に戻ると、すっかり日は暮れていて、街の灯りが差し込んでいた。「月の砂漠」の音楽も聞こえてくる。(それをテーマソングにした巡回牛乳屋のトラックが走っているのだ)。いつもと変わらない夜の風景だが、今日は何かその風景がうそ臭いもののように見えて仕方ない。

ソファにどっかと身を落として、先ほどの議論を反芻してみた。

・・・確かに、おかしなことだらけだ。

隔離説をとると、腑に落ちないことがいくつもある。副理事が言った事柄もそうだが、大体食糧を与えないで隔離するなど、信じられない。これでは死ね、と言っているのと同じではないか。

あるいは、政府は死んでほしいのかもしれない。一度かかれば必ず死ぬ。そういった恐ろしい新種の病気が大量発生して、手の付けようがなくなった。。。そして、この街は既にその病気で死の町になった・・・

いやいや、現にこうして町の声が聞こえている。耳を澄ませば、バイクの過ぎる音、酔っ払いの罵声、牛乳売りの声がこだまする、いつもの町だ。少なくとも、音声からは、異常はこのマンションにしか見られない。

しかし、隔離じゃないとしたら、この状況をどう解釈するか。アイデアが全く浮かばない以上、やはり「伝染病による隔離」と考えて、自分を落ち着かせる以外なかった。

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NO TITLE

どうも~。4月から仕事が始まって、忙しいのと憂鬱なのを行ったり来たりです。
こちらの物語の更新も、楽しみにしてますよw

NO TITLE

どうも、4月病ですね~。こっちもプチ欝な感じですw。
物語は数回分、すでに書いてあるんですが、最初の勢いを失って、はやくも更新がたるくなって来てますw。
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