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水曜どうでしょう

「水曜どうでしょう」は、HTB(北海道テレビ)の深夜バラエティ番組である。

深夜バラエティといえば、「電波少年」が懐かしいが、「水曜どうでしょう」もほぼ同時期に放映され、ともに「旅」を基本コンセプトにした番組である。

電波が無人島やらユーラシア大陸横断やらをすれば、水曜も負けじと喜界島やらマレーシアやらに遠征する。その意味では水曜は電波の二番煎じとも言える。

もっとも全国放送たる「電波少年」はキチッと編集され、松本明子やサンプラザ中野などの豪華な芸能陣も投入されるなど、予算をふんだんに使った番組作りがなされているが、「水曜」の方はもう低予算、赤貧としか言いようのない作りをしている。


製作スタッフわずか4人。出演者は北海道ローカルタレント2人のみ。それでは余りに盛り上がらないので、同行ディレクターが随時カメラに割り込んでくる始末。

また移動手段も酷い。深夜バスや原付は序の口で、果ては徒歩やリヤカーまで出てくる。宿泊も宿泊で、ホテルで4人タコ部屋なんてのはまだマシで、テント、野宿は常套手段。

極めつけはマレーシアはジャングルにある小屋「ブンブン」。ベッドは人油でアブラギッシュ、電気が通じてないから電灯も冷蔵庫はおろか、エアコンもない。常夏のマレーの熱気に煽られながら、パンツ一丁で一晩過ごす辛さを評して、「拷問」「刑罰」などのセリフが出演者の口からほとばしり出る。

さらに夜中には「マレートラ」が出没しw、人っ子一人いない小屋はパニックに陥る。大騒ぎするもの、マットレス(笑)でバリケード作り出すもの、自分だけは助かろうとするものなど、人間の醜さをタップリ堪能できる仕様に仕上がっている。


実はこの番組の面白さは、企画そのものと言うより、企画をめぐっての4人の掛け合いにある。待遇が悪いとボヤく出演者、毎回無茶な企画を投下する発案者、裏方という存在をすっかり忘れて番組に出演しまくるディレクター、肝心要なときに映像が撮れないカメラマン・・・

TV界の常識では、「平均以下」のこの4人が織り成すサークル的なノリが、人気の秘密だったと言っていい。

また出演者の大泉がぬきんでている。グリコのCMなどで全国区の有名人になった彼だが、その原点たる「水曜どうでしょう」では、彼の飾らない魅力を味わうことができる。

そして若さに任せて暴走しがちな大泉を、その上司たるミスターが手綱をひいて制御するという配置の妙が生きる。

そこにディレクターがちょっかいを出して、ミスターをも暴走させ、予想のつかないドラマが展開される。


残念ながら定期放送は既に終了し、今ではスペシャル枠でしか放送されないがDVD自体は入手できるので、現行の下手なバラエティを見るぐらいなら、こちらを見た方が人生、楽しくなれること請け合いである。

また大泉は「一生どうでしょうします」と明言しているので、今後のシリーズ展開にも注目したい。

テーマ : 水曜どうでしょう
ジャンル : テレビ・ラジオ

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 この番組知らなかった。小泉さんって面白いよね。そっか、もう終わっちゃってるんだ、残念・・・。
 > TV界の常識では、「平均以下」のこの4人が織り成すサークル的なノリが、人気の秘密だったと言っていい。
 ⇒そういう方が面白かったりするんだよね。スペシャルがあったら見てみよっ。
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