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クリスマスの古層

クリスマス、という風習はキリスト教の行事とされている。信者でなくてもこの日は教会に行ってミサに参加したり、プレゼント交換する日本人も多いだろう。

クリスマスの主人公、サンタクロース。キリスト教の公式見解としては、本名は聖ニコラウスといい、3世紀ころ、小アジアにいた司教である。分裂したローマ帝国を再統一した、コンスタンティヌス大帝と同時代の人だ。

ニコラウスはロシア語で「ニコライ」という。東京にある「ニコライ堂」は、(間接的に)この名にちなんだ教会である。

聖ニコラウスはさまざまな逸話を残しているが、身売りされる娘を救うために、その家の窓に黄金を投げ込んだというエピソードが、「煙突から贈り物を投げ込む」サンタクロース伝承へと発展していったという。

しかしニコラウスは地中海沿岸の人で、ソリに乗ったり、真っ赤な厚手のオーバーを着たりしたとは考えにくい。そのいでたちからは、サンタはどう見ても北欧の人である。

実際、「国際サンタクロース協会」では、サンタクロースはフィンランドの住人である、としている。この矛盾をどう考えればよいのだろうか。


そもそも「クリスマス」というのは、どういう行事なのだろう。

キリストの生誕日とされるが、それよりもキリストは4月に生まれたという説の方が自然だ。というのは聖書には「誕生日の晩に、羊飼いらが外で羊番をしていた」と書かれているが、パレスチナ地方の12月、1月は雨季なのである。雨の中、夜通し外にいる羊番、というのも考えにくい。

実はキリスト教以前、北欧やドイツでは冬至を祭る祭礼があったことが分かっている。農業神を祭る祭礼で、太陽の活気を取り戻すためのものだったと考えられている。北欧の冬は寒く、暗いことを考えれば、その行事の切実さが分かるだろう。



そこで考えられるのは、北欧の古層、キリスト教が浸透する前には、冬至前後に現れ、村人に祝福を与える

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